ボイトレ記録52|高音で喉が閉まる原因は息のスピード?腹圧と弾き語りの「引き算」

 2026年9月27日。

今回のレッスンも、前半が発声練習、後半が課題曲「希望の轍」の練習です。

前回から始めた腹圧トレーニングを継続してきました。

すると、今回は少し進歩があったようです。

発声にキレが出てきた感じがあります。

ただし、高音になるとまだ喉が閉まっていく感覚が残っています。

そこで今回は、腹圧に加えて、**「お腹から出す息のスピード」**を意識することになりました。

後半の「希望の轍」では、弾き語りのほうにも新しい発見が。

先日見たプロの弾き語りライブを参考に、**ギターをあえて小さくする「引き算」**を試してみました。


前半:発声練習

今回の発声メニューは前回とほぼ同じです。

  • あいうえおの発声練習 → ダブル「あ〜あ〜」

  • 「123454321」の発声練習 → 「あ」「え」

  • 腹圧トレーニング → 「はっ、はっ、はっ」

  • 滑舌練習 → 「まめまめまもまもま」

まずはいつもの「あいうえお」から。

その後、「123454321」の発声練習。

そして、前回から始めた腹圧トレーニングです。


腹圧トレーニングを続けたら、少し進歩した

前回教えてもらった「はっ、はっ、はっ」という腹圧トレーニング。

家でも継続していました。

すると今回は、少し進歩があったようです。

発声してみると、以前よりもキレがある感じがします。

自分では毎日少しずつ練習しているだけなので、それほど大きな変化には感じません。

でも、先生から見ても何か変化があったようです。

こういう小さな変化は、うれしいものです。


高音になると、まだ喉が閉まっていく

一方、5トーンの発声練習では、まだ課題があります。

高い音になっていくと、喉が閉まっていくような感覚が出てきます。

前回のレッスンでは、「高音になったときに背中方向へ広がる」というイメージも教えてもらいました。

ただ、今の自分にはまだそこまでできません。

高音になると、どうしても喉に力が入りそうになります。

それでも今回は、

「お腹の粘りがあれば、もう少しやれそう」

という感覚がありました。

前回から続けている腹圧トレーニングが、少しずつ効いてきているのかもしれません。


高音では「息のスピード」が足りない?

そこで、先生から新しい指摘がありました。

高音で喉が閉まりそうになるのは、

お腹から出す息のスピードが足りていない

というのです。

これは自分にとって、かなり興味深い指摘でした。

高音が苦しくなると、私はつい、

「もっと声を出さなければ」

と思ってしまいます。

すると、喉に力が入ってしまう。

そうではなく、

喉で頑張ろうとする前に、お腹から勢いよく息を送り込む。

今回教わったのは、そういう考え方でした。

「声を強くする」のではなく、まず「息をしっかり送る」。

これまでの自分には、あまりなかった発想です。


まずは息をしっかり吐き切る

今回、もう一つ指導されたのが、

「しっかり息を吐き切る」

ということ。

吐き切ったら、しっかり息を吸う。

これを意識してみます。

普段の呼吸では、息を全部吐き切ることなどあまり意識しません。

しかし、発声では「吐く」「吸う」という呼吸そのものが大切になります。

特に高音で息が足りなくなれば、苦しくなって喉に頼りたくなります。

だからこそ、

しっかり吐く
↓
しっかり吸う
↓
お腹から息を送り出す

という流れを作っていきたいと思います。


腹圧と息の連動は少しできるようになった

腹圧トレーニングは前回と同じく、まだ音程をつけて発声するところまではいきません。

それでも、一つ進歩したところがあります。

ピアノのリズムに合わせて、

「はっ、はっ、はっ」

と、お腹と発声を連動させることが少しできるようになりました。

前回は、声に意識がいくとお腹が後回しになっていました。

今回は、まだ完璧ではないものの、リズムに合わせて動かせるようになってきました。

少しずつですが、体に感覚が入ってきているようです。


ティッシュを使って「息の安定」をチェック

さらに今回は、息の吐き出し方を安定させるため、面白い練習をしました。

口の前にティッシュを置いて、

「はっ、はっ、はっ」

と発声します。

ティッシュの揺れを見ながら、息の出方が安定しているかを確認するわけです。

理想は、ティッシュが安定したリズムで揺れること。

ところが、私の場合はまだ、

バラバラ。

息の出方が安定していません。

これは自分でも分かりやすい。

声だけを聞いていると分からないことも、ティッシュの動きを見ると、息が一定ではないことがよく分かります。

しばらく、この練習も続けてみたいと思います。


後半:「希望の轍」の弾き語り

後半は課題曲「希望の轍」。

発表会に向けて、ギターを持っての練習です。

ここで、先日見たプロの弾き語りライブがヒントになりました。

そのライブを見ていて気づいたのが、

ギターと歌のバランス

です。


プロの弾き語りは、ギターを小さくすることがある

プロの弾き語りを見ていると、曲の流れによっては、ストロークしているのにギターがほとんど聞こえないくらい小さく弾いている場面がありました。

「ギターを弾いているのに、あえて聞こえないくらい小さくするのか」

これは、自分にとって新しい発見でした。

そこで思い出したのが、前回のレッスンです。

前回は、ギターを弾くことに意識が向きすぎて、歌詞の語尾がおろそかになっていました。

だったら、

ギターを目立たせなければ、歌にもっと意識を向けられるのでは?

そう考えました。


弾き語りは「足す」だけではない

今回、自分なりに考えた作戦は、

ギターを引き算すること。

1番を通して歌ってみるとき、

Aメロは極端にギターを弱くする。

そして、Bメロからサビに向かって、いつものように少しずつギターを出していく。

そんなイメージです。

つまり、

Aメロ=歌を中心にする
Bメロ=少しずつ広げる
サビ=ギターもしっかり出す

という流れ。

先生も、この考え方には同意してくれました。


「1番のAメロはピアノなしでもいいかも」

さらに話は広がります。

ここまでギターを引き算できるのであれば、

「1番のAメロはピアノなしにしようかな」

という話まで出てきました。

曲の構成そのものをどうするか。

ただ楽器を弾くだけではなく、

「どこで音を増やすか」

「どこで引くか」

「どこで歌を目立たせるか」

というところまで考えるようになってきました。

弾き語りの練習をしているつもりでしたが、いつの間にか曲全体のアレンジを考えるレッスンになっています。

こういうところも、弾き語りの面白さだと思います。


Bメロの低いメロディーで息切れする

もう一つ、今回相談したのがBメロです。

低いメロディーになるところで、どうしても息切れしてしまいます。

私の場合、声を意識して前に出さないと、低い声が埋もれてしまう感じがあります。

そのため、低いところでも「前へ出す」ことを意識して歌っていました。

ところが、ここに一つ問題がありました。


「前に出す」と曲の展開と矛盾する?

先生からは、

「マイナーの展開だから、落としたいところだけど、前に出す発声をするから矛盾しているんだろうな」

という話がありました。

なるほど。

確かにBメロは、曲の流れとしてはサビに向けて一度落ち着かせたいところ。

それなのに、低い声が埋もれないようにと、声を前へ前へと出そうとしている。

これでは、曲の雰囲気と歌い方がぶつかってしまいます。

そこで先生から、

「じゃくりなんか入れてみたらどう?」

というアドバイスをもらいました。

低い音をただ前へ押し出すのではなく、別の表現方法を使う。

これは次回までの課題です。


今回は「足す」より「引く」ことを学んだ

今回のレッスンを振り返ってみると、前半と後半に共通するものがあるように感じます。

発声では、

喉で頑張って声を出すのではなく、お腹から息を送る。

弾き語りでは、

ギターを大きくするのではなく、必要なところでは小さくする。

つまり、どちらも単純に「足せばいい」という話ではありません。

声をもっと出す。

ギターをもっと鳴らす。

それだけではなく、

必要なところに必要な力を使う。

これが今回のレッスンで感じたことでした。

腹圧については、まだ練習途中です。

高音で背中方向に広がる感覚も、まだ身についていません。

弾き語りも、ギターをどこまで引けばいいのか、まだ試行錯誤中です。

それでも、少しずつ「どうすれば歌が良く聞こえるのか」を、自分で考えられるようになってきた気がします。

発表会に向けて、「希望の轍」をもう一段仕上げていきたいと思います。


関連記事

「高音で喉が苦しくなる原因は腹圧不足?」

「歌うときに声を後ろに引くとは?『背中に広がる』感覚をボイトレで教わった」

「弾き語りで歌詞が雑になる原因|ギターに意識が向きすぎる『落とし穴』」

「歌がブツブツ切れて聞こえる原因とは?言葉を強くしすぎていた私の失敗」

「歌は丁寧に歌えばいいわけじゃない?アップテンポの曲で『雑さ』を活かす方法」



コメント

このブログの人気の投稿

【ポケカラ練習】高橋真梨子「ごめんね」|Aメロとサビの歌い方研究

【ポケカラ練習】秋止符|堀内孝雄の低音の歌い出しを研究

ボイトレ記録26|「明日晴れるかな」の歌い方|Aメロで歌いすぎないコツと表現力アップ法