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ボイトレ記録39|舌に力が入ると声が締まる?舌根の脱力を意識した発声練習「LOVE AFFAIR」

 2026年3月4日のボイトレレッスン。 この日も低音からの発声練習を中心に、力を抜いた声の定着を目指した。 発声練習では「い」「う」の弱さを指摘され、その原因が 舌根の力み にあることが判明。舌の力が喉の締まりにつながるという、新たな課題が見えてきた。 後半は課題曲「LOVE AFFAIR〜秘密のデート」の弾き語り練習。修理から戻ったギターでの演奏や、発表会に向けた準備についても具体的なアドバイスを受けた。 前半:発声練習 この日のメニューはいつも通り。 ・あいうえお発声(ダブル「あ〜あ〜」) ・「123454321」の発声(母音「あ」) ・滑舌練習「まめまめまもまもま」 前回に続いて、 低音からの発声練習 でスタート。 力を抜いた状態を定着させることが目的だ。 発声を続ける中で、「い」と「う」が弱いと指摘される。 すべての母音が均等になるよう意識するようにとのことだった。 滑舌練習も同様に低音からスタート。 「まめまめ…」のマ行のあと、「られられ…」のラ行に移ったところで 「舌に力が入ってるよ」 と指摘を受ける。 舌根に力が入ることで、喉が閉まる準備状態になってしまうという。 そのまま発声すると、苦しい声に変わっていく。 つまり、 舌根に力が入る 喉が閉まる 声が苦しくなる という流れが起きているらしい。 特に「い」「う」など苦手な母音では、無意識に舌が上がりやすく、 それが喉の締まりにつながるという悪循環が生まれる。 滑舌のシャープさは多少落ちても、今はまず 舌根の脱力状態を覚えることが重要 とのこと。 慣れてきたら、 力を抜いたまま 声を前に飛ばす という段階に進めばよいらしい。 理想は、 舌先だけが動き、根本は脱力している状態 。 自分の力みの原因が舌にあるという、新たな気づきだった。 後半:課題曲「LOVE AFFAIR 秘密のデート」 後半は弾き語り練習。 修理に出していたドレッドノートタイプのギターが戻ってきたため、今回はそのギターでの演奏となった。 まだ慣れていないが、 音量 音質 ともにやはり良い。演奏の印象も大きく変わる。 前回の部分練習を再開し、 イントロの「う〜」 間奏の「パーパラ」 などを合わせていく。 あ...

低音から発声すると声が安定する理由|力まない声を作るボイトレの基本

 ボイストレーニングで「低い声から発声練習を始めましょう」と言われたことはないだろうか。 多くの人は、つい高い声を出すことに意識が向きがちだ。 しかし実際のレッスンでは、 超低音からゆっくり声を出す練習 がよく行われる。 この練習をすると、 声が出しやすくなる 喉の力みが取れる 高い声までスムーズにつながる といった変化が起こることがある。 なぜ低音から発声すると声が安定するのだろうか。 この記事では、その理由をボイストレーニングの観点から整理してみたい。 1 喉の力みが抜けやすい 声が不安定になる大きな原因の一つは、 喉の力み だ。 特に高い声を出そうとすると、多くの人は無意識に 喉を締める 首に力を入れる 息を強く押し出す といった状態になりやすい。 その点、低い声は自然に出やすい音域なので、 喉を締めなくても声が出る 。 低音からゆっくり発声していくことで、 喉の緊張がほどける 無理のない声の出し方が身につく という効果がある。 2 呼吸が安定する 低音発声は、呼吸の安定にもつながる。 高音を出そうとすると、多くの人は 息を強く押し出す 呼吸が浅くなる という状態になりやすい。 しかし低音をゆっくり発声する場合、 息を長く安定して使う必要 がある。 その結果、 呼吸が深くなる 息のコントロールがしやすくなる といった変化が起こり、声全体の安定につながる。 3 声帯が自然な状態で動く 声は、声帯が振動することで生まれる。 高音を無理に出そうとすると、声帯周辺の筋肉が緊張し、 声帯の動きが不自然になる ことがある。 低音から発声すると、 声帯の動きがゆるやかになる 無理な締め付けが起きにくい ため、声帯が自然な状態で振動しやすい。 その結果、声の響きも安定しやすくなる。 4 声の通り道が開きやすい 良い発声では、喉だけでなく 胸 口腔 鼻腔 など、声の通り道全体が使われる。 しかし高音を急に出そうとすると、 喉に意識が集中してしまい、声の通り道が狭くなりやすい。 低音から発声すると、 体全体を使って声を出す感覚 胸の響き を感じやすく...

弾き語りで歌とギターがバラバラになる原因5つ|「同時にやる」より大事なこと

 弾き語りをしていると、こんな経験はないだろうか。 ギターを弾くと歌が崩れる 歌に集中するとギターのリズムが乱れる 気づくと歌と伴奏がバラバラになっている 弾き語り初心者だけでなく、ある程度弾けるようになってからもよく起きる悩みだ。 実はこの問題、 単純に練習量の問題だけではない 。 歌とギターがバラバラになるのには、いくつか典型的な原因がある。 この記事では、弾き語りでよく起きる 5つの原因 を整理してみたい。 原因がわかるだけで、練習の方向性は大きく変わる。 1 ギターを意識しすぎている 弾き語りで最も多いのが、 ギターに意識を取られすぎるケース だ。 コードチェンジやストロークに集中すると、 歌のリズムが遅れる フレーズが短くなる 音程が不安定になる といったことが起こる。 これは、脳の処理が ギターにほとんど使われている状態 だからだ。 弾き語りでは、ギターは「考えて弾く」段階を越えて ほぼ無意識で弾けるレベル まで持っていく必要がある。 2 歌とギターのリズムを別々に感じている 弾き語りでは、歌とギターは別の役割を持っている。 ギター → リズム 歌 → メロディ しかし初心者の場合、この2つを 別々のものとして感じてしまう 。 すると、 歌は歌のテンポ ギターはギターのテンポ という状態になり、微妙にズレ始める。 弾き語りでは 体の中にひとつのリズムを作ること がとても重要になる。 3 ストロークが安定していない ギターのリズムが安定していないと、歌との関係も崩れる。 例えば 強弱が毎回違う ストロークが止まる コードチェンジでリズムが崩れる こうした状態だと、歌がそれに引きずられてしまう。 弾き語りでは ギターがリズム隊の役割 を担う。 ドラムのように、 一定のリズムを刻むこと が基本になる。 4 歌のフレーズを理解していない 歌の構造を理解していないと、ギターとの関係が崩れることがある。 例えば フレーズの終わりが曖昧 ブレスの位置が不安定 メロディの入りが遅れる こうなると、ギターは正しいリズムでも 歌のタイミングがずれて聞こえる 。 弾き語りでは、...

コーラスが下手に聞こえる理由5つ|「歌いすぎ」が一番の原因かもしれない

 バンドやカラオケでコーラスを担当したとき、なぜか「浮いて聞こえる」「うまくハモれていない気がする」と感じたことはないだろうか。 実は、コーラスが下手に聞こえる原因の多くは、歌唱力そのものよりも コーラス特有の役割を理解していないこと にある。 コーラスは主役ではなく、曲全体を支える“音の一部”。 その感覚がつかめていないと、どんなに一生懸命歌っても違和感が生まれてしまう。 この記事では、コーラスが下手に聞こえてしまう 代表的な理由を5つ 紹介する。 もし思い当たるポイントがあれば、少し意識を変えるだけでコーラスはぐっと良くなるはずだ。 1 歌いすぎている コーラスが下手に聞こえる最大の原因は、 歌いすぎていること だ。 コーラスは主旋律ではないため、主役よりも目立ってしまうとバランスが崩れる。 よくあるのが次のような状態だ。 声量が大きすぎる 抑揚をつけすぎる 感情を込めすぎる これらはメインボーカルなら魅力になるが、コーラスでは逆効果になることが多い。 コーラスは「自分が気持ちよく歌う」よりも、 曲全体に溶け込むこと が重要になる。 2 メインボーカルを聴いていない コーラスは単独で成立するものではない。 常に メインボーカルとの関係 で成り立っている。 ところが初心者の場合、 自分の音程 自分のタイミング ばかりに集中してしまい、メインボーカルをあまり聴いていないことが多い。 すると、 入りがわずかにズレる 音程が微妙にずれる フレーズの終わりが合わない といった違和感が生まれる。 コーラスの基本は **「歌うこと」より「聴くこと」**と言われるほどだ。 3 音色が合っていない 音程が合っていても、 声の質感(音色)が合っていない とコーラスは浮いてしまう。 例えば メインが柔らかい声なのに硬い声で歌う 明るい曲なのに暗い響きになる 強く張りすぎる といったケースだ。 コーラスでは、メインボーカルの声に近い方向に音色を寄せると自然に馴染む。 ポイントは 声を響かせる位置や表情を合わせること だ。 4 母音がそろっていない コーラスで意外と重要なのが 母音のそろえ方 だ。 例えば「愛」という言葉を歌うときで...

ボイトレ記録38|低音から始めると声が変わる!弾き語りとコーラスの新発見「LOVE AFFAIR」

 5月の発表会に向けて、今回もギターを持ち込んでのレッスン。 発声練習では、これまでと違い 超低音からスタートするトレーニング に挑戦。 地を這うような低音でゆっくり声を出していくと、いつも力んでしまう音域が驚くほど楽に出せることに気づく。 後半の弾き語り練習では、歌とギターの一体感、そしてバックコーラスの考え方について重要なアドバイスがあった。 特に印象的だったのはこの言葉。 「コーラスは歌うな。楽器になれ。」 弾き語りの奥深さを改めて感じたレッスンだった。 ■レッスン38|低音から始める発声の効果 2026年2月22日。 前半は発声練習、後半は課題曲「LOVE AFFAIR 秘密のデート」。 今回もギターを持ち込み、弾き語りを意識したレッスンとなった。 前半:低音から始める発声練習 発声メニュー あいうえお → ダブル「あ〜あ〜」 「123454321」→「あ」 滑舌練習「まめまめまもまもま」 今回はいつもと違い、 5トーン練習を超低音からスタート 。 先生からは 「声にならなくてもいいので、ゆっくり発声して」 と言われながら、 地を這うような低い音でゆっくり声を出していく。 低音から始めると力が抜ける この練習がとても効果的だった。 普段は高い音に向かうと力が入り、咳き込んでしまうことも多い。 しかし今回は、 その高さも楽に発声できた 。 いつも発声には力が入っていると感じていたが、低音から始めることで自然と脱力できたようだ。 先生いわく、 「今の少し低い声色が、自然でいい声」 とのこと。 滑舌練習も低音スタート 滑舌練習もいつもより低い音域から開始。 普段のように力んで張り上げなくても しっかり発声できた。 高音を出すと喉が閉まりやすいというのが一般的だが、 低音は自然さを保つための基準 になるのかもしれない。 最近は高い曲が多く原曲キーで練習することが多いが、 そればかりだと緊張した発声のクセがついてしまうのだと気づいた。 後半:弾き語りの一体感を作る まずはギターを弾きながらアンサンブルで1コーラス。 先生からは、 「だいぶ慣れてきましたね」 と評価をもらう。 しかし、次の指摘が入る。 ギターと歌が分離している。 弾...

ボイトレ記録37|弾き語りで発表会へ|背中を開いて声を通すレッスン「LOVE AFFAIR」

 声の調子は戻った。でも、喉にはまだ少し痛みが残る。 そんな中で迎えたレッスン37は、5月の発表会を見据えた 弾き語りチェック の日でもあった。 背中へのアプローチで声の通りを改善し、高音は「細く」出す。 そして新たに突きつけられた課題は、 歌とギターを同時に成立させること 。 ひとりで完結していた歌が、いよいよアンサンブルへ進む。 レッスン37|弾き語りという新しい壁 2026年2月8日。 前半は発声練習、後半は「LOVE AFFAIR 秘密のデート」。 今日は5月の発表会に向けて、 ギターを弾きながら歌う形も聴いてもらうことにした。 前半:背中を開くと声が通る 発声メニュー あいうえお → ダブル「あ〜あ〜」+トリプル「あ〜あ〜あ〜」 「123454321」→「あ」 滑舌「まめまめまもまもま」 声の調子は戻ってきたものの、喉にはわずかに違和感が残る。 そこで今日は、 背中へのアプローチ 。 「胸の後ろを意識して」 そう言われても、正直ピンとこない。 いつもはピアノ伴奏で発声するが、この日はアプリ音源を流し、その間に先生が背中をトントン叩く。 背中の中ほどから上へ、軽く往復。 不思議なことに、自然と声の通りが良くなる。 猫背と巻き肩の代償 どうやら自分は、 猫背 巻き肩 のクセがあり、胸の開きが足りないらしい。 背中をリラックスさせ、肩甲骨の間に溝ができるくらい胸を開く。 すると前側が自然に解放され、声が前に抜ける。 以前も姿勢を指摘されたが、 今回は「背中」からアプローチしたことで体感がはっきりした。 プロの滑舌スピードに圧倒される アプリの滑舌練習を聴いて驚いた。 速い。 普段の自分の倍速レベル。 まったく追いつけない。 まだまだ上がある。 必死でついていこうとすると、 「真剣になりすぎて口角が下がるクセがある」 との指摘。 集中すると顔が固まる。 これも修正ポイントだ。 後半:弾き語りチェック まずは、 ギターが歌にどれほど影響するか確認するため弾き語り。 前回教わった、 高音は細く出す 支点を上げる を意識して歌う。 結果は——合格。 5月の発表会は、 ギター弾き語り+ピアノのアンサンブルでい...

ボイトレ記録36|高い声は力じゃなかった。支点を上げる発声方法 「LOVE AFFAIR」での学び

 風邪で調子を崩し、高い声がほとんど出ない状態で迎えたレッスン36。 正直、不安のほうが大きかったが、この日は「無理に出さない」ことから始まり、 高音を力で出さないための考え方 を教わる回となった。 喉を開いたまま、声の“支点”を変える。 これまで感覚的にしか分からなかった高音発声に、 少しだけ理屈が見えたレッスンだった。 レッスン36|不調の中で迎えた学びの時間 2026年1月18日。前半は発声練習、後半は課題曲「LOVE AFFAIR 秘密のデート」。 風邪の影響で、高い声がまだ戻っていない状態。 そのことを伝えた上で、 「今日はあっためるところからいきましょう」とレッスンが始まった。 前半:無理をしない発声練習 この日の発声メニュー あいうえお → ダブル「あ〜あ〜」 「123454321」→「あ」 滑舌練習「まめまめまもまもま」 まずは 低い声から 。 3トーンで下げていく練習を中心に行い、徐々に5トーンへ。 力が入ってくると、やはり咳き込んでしまう。 力でねじ込む癖を再確認 もともと発声練習は苦手だが、 改めて感じたのは、 「やっぱり力でねじ込もうとしている」 ということ。 12月から約1か月空いていることもあり、感覚が鈍っているのも影響していそうだ。 「W」の発声でお腹を思い出す 今回の5トーン練習では、「わぉわぉわぉ…」という発声も取り入れた。 以前にも教わったが、 「W」の音はお腹から声を出す感覚をつかみやすい 。 喉ではなく、下から声を立ち上げるためのリマインドとして、とても有効だった。 後半:課題曲「LOVE AFFAIR 秘密のデート」 高音が出ないことは気になるが、 今回は前回のテーマだった クセ取り に意識を集中。 しかしやはり、Aメロ中盤からサビに入る直前で咳き込んでしまう。 出ない音はここだった 特に厳しかったのが、 「~涙隠して うれう Sunday~」 この中の「うれう」の**「れ」**。 高いほうの「A」の音が出せない。 パワーで押すな、細くしろ 先生からの指摘は明確だった。 「パワーで押そうとするから力が入る」 ポイントは、 「うれう」の「う」のパワーを保つ そのまま声を 細くして 「...