ボイトレ記録35|「まとめろ、あけろ」の先にあった無意識のクセ「LOVE AFFAIR」

 前回のレッスンで複式呼吸と「まとめろ、あけろ」の方向性が見え、

今回はその感覚をどこまで安定させられるかがテーマ。

まだ複式呼吸は板についていないものの、
発声練習も課題曲も手応えは悪くない。

——と思っていたところに、
**自分ではまったく気づいていなかった“無意識の歌い癖”**を指摘される。

「できてきた」と感じ始めたタイミングだからこそ、
いちばん厄介な課題が顔を出したレッスンだった。


できてきた感覚と新たな壁

2025年12月21日。
前半は発声練習、後半は課題曲「LOVE AFFAIR 秘密のデート」。

前回学んだ複式呼吸は、まだ完全には身についていない。

それでも、
「どこまでいけるか」を試す回となった。


前半:発声練習に新たな動きが追加される

この日の発声メニュー

  • あいうえおの発声練習 → ダブル「あ〜あ〜」

  • 「123454321」→「あ」

  • 滑舌練習「まめまめまもまもま」

5トーン練習では、
複式呼吸が安定しない中、新たな腕の動きが加えられた。


背中を緩めるための腕の動き

目的は、背中を緩めて胸を開くこと

  • 腕を90度に曲げて前に上げる

  • そのまま肩甲骨同士を寄せるように胸を開く

  • その姿勢で発声

「12345」の5で肩甲骨を最も近づけるパターンと、
1で最大に寄せて、そこから緩めていくパターンの両方を試す。

これがなかなか難しい。

腕の動きに意識を取られ、複式呼吸ができたり、できなかったり。

「発声練習って、本当にいろんな方法があるな……」と実感する。


姿勢と背中はやはり重要

この腕の動きは、
前回正された姿勢の話にもつながっている。

声を前に飛ばすためには、

  • 背中を緩める

  • 姿勢を整える

やはりここが土台になる。

遠回りに見えて、
結局は基礎に戻ってくる。


後半:課題曲「LOVE AFFAIR 秘密のデート」

テーマは引き続き、
「まとめろ、あけろ」

意識して歌ってみると、

「よくできてるな。」

と、先生からまずは評価をもらう。

少しホッとした、その直後。
次の課題が提示される。


喉の開放が不安定——無意識のクセ

口も開いている。
声もまとまっている。

しかし、

「喉の開放が安定していない」

と指摘される。

原因は、
ついついやってしまう無意識の歌い癖

自分ではまったく分からないが、

  • わざと強弱をつける

  • 声をひっくり返す

  • ものまね風のニュアンスを入れる

いわば、
「カラオケおやじ」が雰囲気を出すためにやりがちな表現。

これが、あとあと仇になるという。


メロディーは伝わる。でも言葉が残らない

このクセがあると、

  • メロディーは伝わる

  • でも、言葉が聴き手に残らない

という状態になるらしい。

無意識にやっている以上、
コントロールができていない。

「コントロールできてこそ、クセじゃなくなる」

という言葉が重い。


うまく聴かせようとして、伝わらなくなる

良かれと思ってやってきたことが、
結果的に伝わりづらい歌になっている。

この歌い癖を取るのは、
正直、かなり厄介そうだ。

「できてきた」と感じた今だからこそ、
こうした無意識の部分が浮き彫りになるのだろう。

次のレッスンでは、
このクセとどう向き合うかが大きなテーマになりそうだ。

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