歌うと息が続かない理由|発声ポジションが高くなっていませんか?
はじめに
「サビまで息がもたない。」
「フレーズの最後で声が細くなってしまう。」
「高音になると苦しくなる。」
ボイトレを始めた頃の私は、息が足りないのは肺活量が少ないからだと思っていました。
しかし、発表会後のレッスンで先生から言われた一言が、その考えを変えました。
「歌うとき、発声のポジションが上に上がっているね。」
息が続かない原因は、肺活量ではなく**発声する位置(ポジション)**にあることが少なくないそうです。
今回は、実際のレッスンで学んだことをもとに、「歌うと息が続かない理由」と「改善のヒント」をまとめます。
発声ポジションとは?
先生が言う「ポジション」とは、どこを支えにして声を出しているかという感覚です。
歌いやすい状態では、
- 下腹(丹田)
- お腹全体
で支えながら息を流します。
一方、緊張したり力んだりすると、
- 胸
- 喉
で声を押し出すような状態になります。
これが「ポジションが上がる」ということでした。
ポジションが高くなると何が起きる?
息をたくさん使ってしまう
胸で歌うようになると、息をコントロールできません。
必要以上に息が漏れてしまい、
- 声がスカスカになる
- フレーズが続かない
という状態になります。
私は発表会の録音を聞き返して、
「息が漏れすぎて歌い切れていない」
ことに初めて気付きました。
声量が出ない
不思議なことに、たくさん息を使っているのに声は大きくなりません。
むしろ、息だけが逃げて、声の芯がなくなります。
先生からは、
「低い成分がなくなっている。」
と言われました。
声量とは単純に息の量ではなく、効率よく響かせることなのだと実感しました。
喉が疲れる
息が漏れると、その分を喉の力で補おうとします。
すると、
- 力む
- 喉が締まる
- 苦しくなる
という悪循環になります。
以前の私は、「もっと頑張れば出る」と思っていましたが、実際は逆でした。
レッスンで言われた改善ポイント
発表会後のレッスンで先生から言われたことは、とてもシンプルでした。
「お腹から出すことを目標にしよう。」
高音も、
低音も、
息の長さも、
まずは支えを下げることが大切だということです。
普段の会話ではできている?
面白かったのは、
先生から
「話しているときはポジションが下なんだけどね。」
と言われたことです。
つまり、歌になると無意識に力んでしまう。
これは多くの人に当てはまるのではないでしょうか。
歌う瞬間だけ、
「ちゃんと歌わなきゃ」
という意識が働き、自然な発声を忘れてしまうのです。
私が感じた改善方法
息を流してから発声する
最近のレッスンでは、
「あ」を言う前に息を流すように指導されています。
この一呼吸があるだけで、喉が閉まりにくくなります。
低音から声を出す
以前教えてもらった、低音からゆっくり発声する練習も効果的でした。
低い音域では自然に力が抜け、お腹の支えを感じやすくなります。
その感覚のまま高い音へつないでいくことで、
喉だけで歌うクセが少しずつ減ってきました。
「大きな声」を目指さない
息が続かないと、もっと大きく歌おうとしてしまいます。
しかし、
先生はいつも「自然に」、「楽に」という言葉を使います。
結果として、自然な発声のほうが、
最後まで息が続くことを実感しています。
肺活量よりも大切なこと
もちろん肺活量も無関係ではありません。
しかし、
私自身の経験では、息が続かない原因の多くは
息の量ではなく使い方でした。
同じ息でも、
- 喉で押す
- お腹で支える
この違いだけで、歌いやすさは大きく変わります。
まとめ
歌うと息が続かない原因は、肺活量不足だけではありません。
私がレッスンを通して感じた原因は、
- 発声ポジションが上がっている
- 息が漏れすぎている
- 喉で頑張ってしまう
- お腹で支えられていない
という4つでした。
先生からは、
「お腹から発声できれば、低音も声量も自然についてくる。」
と教えてもらいました。
まだ完全には身についていませんが、
歌が苦しくなったときほど、「もっと頑張る」のではなく、
「ポジションが上がっていないかな?」
と確認することが、私にとって一番の改善ポイントになっています。
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