モニタースピーカーが聞こえないと歌はどう変わる?|発表会で気づいた「聞こえない」が招く悪循環
はじめに
ライブや発表会で初めて歌ったとき、
「なんだか歌いにくい」
「いつものように声が出ない」
「レッスンでは歌えていたのに…」
と感じたことはありませんか。
私も発表会で同じ経験をしました。
録音を聞き返すと、ギターは思った以上に落ち着いて演奏できていたのに、歌だけが終始力んでいて、息も続いていませんでした。
レッスンで先生と振り返る中で、一つの原因として浮かび上がったのがモニタースピーカーの聞こえ方でした。
今回は、モニタースピーカーが聞こえないと歌がどのように変わってしまうのか、実体験を交えて紹介します。
モニタースピーカーとは?
モニタースピーカーとは、演奏者自身が自分の歌や演奏を確認するためのスピーカーです。
客席に向けて鳴るメインスピーカーとは違い、ステージ上の出演者が歌いやすくするために設置されています。
自分の声や伴奏のバランスを確認しながら歌えるため、正しい音程やリズムを保つ重要な役割があります。
今回会場で使ったモニタースピーカーはこちら
聞こえないと何が起きるのか
私の場合、モニターが少し聞こえにくいと感じた瞬間から、無意識に歌い方が変わっていました。
「もっと大きな声を出さなきゃ」と思う
自分の声が聞こえないと、
「もっと声を出そう」
という意識になります。
しかし実際には、マイクが十分に声を拾っている場合も多く、必要以上に力を入れてしまうことになります。
息が漏れる
力任せに歌おうとすると、息のコントロールが乱れます。
本来ならフレーズ全体に配分するはずの息を、最初から大量に使ってしまいます。
その結果、
- 息が続かない
- フレーズの終わりで失速する
- 声量が安定しない
という状態になりました。
喉に力が入る
聞こえないから押す。
押すから喉が締まる。
喉が締まるから、さらに聞こえない気がする。
この悪循環に入ると、レッスンで積み重ねてきた自然な発声が崩れてしまいます。
先生からも
「歌うポジションが上がっているね」
と指摘されました。
胸や喉で歌う状態になり、お腹で支える感覚がなくなっていたようです。
実際に録音を聞いて気づいたこと
発表会直後は、
「歌もギターもダメだった」
と思っていました。
ところが録音を聞いてみると、ギターは意外と安定していました。
逆に歌だけが、
- 焦っている
- 息が浅い
- 力みがある
という印象でした。
先生からは
「焦らされた歌い方になっている」
という評価でした。
録音は、自分では気づけない本番の状態を教えてくれる大切な教材だと改めて感じました。
モニターが聞こえないときの対策
今回の経験から、次回は次のことを意識しようと思っています。
本番前にモニターを確認する
リハーサルでは、
- 自分の声が十分聞こえるか
- ギターとのバランスはどうか
を遠慮せず確認することが大切です。
演奏しやすさは、ほんの少しの調整で大きく変わります。
自分の声を押さない
聞こえないからといって、大声を出せば解決するわけではありません。
むしろ、
- 息を流す
- お腹で支える
- 喉を開く
という普段の発声を崩さないことが重要だと感じました。
「聞こえない=歌えていない」ではない
ステージでは、自分には聞こえにくくても、客席には十分届いていることがあります。
聞こえないことに焦らず、レッスンで身につけた感覚を信じることも大切です。
モニター以外にも影響すること
今回の発表会では、モニター以外にも気づきがありました。
例えば、
- 譜面台の位置
- マイクとの距離
- 立ち位置
- ステージの広さ
こうした環境の違いも、歌いやすさに大きく影響します。
歌唱力だけでなく、「本番の環境に慣れること」も上達の一部なのだと実感しました。
まとめ
モニタースピーカーが聞こえにくいと、歌は想像以上に変化します。
私が経験した変化をまとめると、
- 自分の声が聞こえず焦る
- 必要以上に大きな声を出そうとする
- 息が漏れてフレーズが続かない
- 喉に力が入り響きが悪くなる
- さらに聞こえない気がして悪循環になる
という流れでした。
発表会では歌唱技術だけでなく、ステージ環境への対応力も重要です。
次回の発表会では、モニターの聞こえ方や立ち位置も含めて準備し、レッスンで身につけた自然な発声をそのまま本番で発揮できるよう挑戦したいと思います。
他にもたくさん記事があります。ぜひ、お読みください。
コメント
コメントを投稿