ボイトレ記録23 発表会を振り返る|レイニーブルーで見えた今の実力と課題
2025年6月22日 レッスン23
いつものレッスンは、前半が発声練習、後半が課題曲の練習なのですが、今回は6月15日に行われた発表会のレビュー。
発表会の録音素材をPC経由で再生しながら、先生と一緒に振り返ります。
前回の発表会では、前半から歌いすぎてしまい「ガス欠」になったこと、また歌詞が飛んでしまったことが反省点として残っていました。
今回はそれを踏まえ、「歌いすぎず、徐々に盛り上げていく構成」を意識して歌唱しました。
録音の波形を確認すると、2番のAメロは1番のAメロよりも音量が大きく、さらに2番のサビは1番のサビよりも盛り上がり、Cメロで最大のピークを迎えるという、理想的な展開ができていたと思います。
自己分析では、歌い出しのAメロがやや不安定だったこと、Cメロでは少しやりすぎたかもしれないという点が気になりましたが、先生からは「十分良い出来」との評価。
苦手意識のあった『レイニーブルー』をここまで歌えたことに、現時点では納得感を持つことができました。
それでも自分では「歌いすぎてしまった」という感覚が残り、先生にその点を尋ねたところ、「まったく問題ない」とのこと。
その感覚の正体は「表現方法が少ないこと」だと指摘されました。
盛り上げ方のパターンが単一で、それが繰り返されるため、結果として“歌いすぎ”のように感じてしまうとのことでした。つまり「表現の引き出しが少ない」という課題があるわけです。
これは前回の発表会のレビューでも指摘された内容で、あらためてボイトレの奥深さを実感しました。
※参考:レッスン9
https://shironoi.blogspot.com/2024/12/9_22.html
ここまでのレッスンを通して、
「声がしっかり出せるようになった」
「“引き算”の歌い方も身についてきた」
という段階に来ているので、現状では“ここが上限”という評価。
ここからさらに進化するためには、盛り上げ方のバリエーションを増やすことが必要だそうです。
そのためには、「声の響かせ方」を覚えることが効果的とのこと。
私の場合、声はある程度響くようになってきましたが、「胸で響かせている」傾向が強いようです。
これは一つの“特徴”であると同時に“クセ”でもあるとのこと。
現在の声は、圧のある重い声質ですが、ここに「抜けの良い響き」を加えることで、より豊かな表現ができるようになると言われました。
私はどちらかというと、「口を縦に開けて歌う」のが得意なのですが、今後は「口を横に開けていく」ことも意識していく必要があります。
そうすることで、声質がより明るく・軽く・抜けの良いものに変わっていくそうです。
この「響かせ方のバリエーション」が、今後のレッスンのテーマとなりそうです。
次の課題曲:『明日晴れるかな』
これからの課題曲として、「原曲キーでサザンをやりたい」と先生にリクエストしたところ、提案されたのが『明日晴れるかな』。
この曲は、「抜けの良い声」でサビをしっかりと盛り上げる必要があり、まさに今の課題にぴったりだということでした。
♪Oh baby no… このフレーズを、次回レッスンでどのように響かせられるかが課題になりそうです。
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