ボイトレ記録30|姿勢で声が変わる!「わっ」発声と前で響かせる練習法

 2025年10月5日

「喉が疲れる」「高音で苦しい」「声がこもる」――そんな悩みを持つ方に朗報です。

今回のレッスンでは、喉に負担をかけない発声を探りながら、“前で響く声”を作る練習に取り組みました。

さらに先生から伝授された「姿勢を直すだけで声が変わる」方法で、声量と響きが劇的にアップ。
その変化を詳しく記録します。


前半:発声練習 ― 喉の負担を減らして前で響かせる

テーマは前回に続き、喉に頼らない発声の克服

  • あいうえおの発声 → ダブル「あ〜あ〜」

  • 「123454321」の発声 → 「あ」

  • 滑舌練習 → 「まめまめまもまもま」

前回から取り入れた「わっ」の発声を継続していますが、まだ完全には体に定着していません。特に「123454321」の発声では、喉が疲れてしまう課題が残ります。

そこで今回は、もう一歩踏み込み、“奥まった声”を前方で響かせる発声を意識して練習しました。


🔸声を「口の前」で響かせる練習

滑舌練習の「ぱぺぱぺぱぽぱぽぱ」や「られられらろらろら」を行うと、声が喉の奥でこもっていることに気づきました。
先生からは「声を口の前に出すイメージで」とアドバイス。

声帯から出た声を、口の形を変えて前方で響かせる。
口角を上げることで、自然と音の抜けが良くなることも体感できました。

前方向への響きは、喉の負担を減らしながら声を明るくする鍵になりそうです。


後半:課題曲「明日晴れるかな」 ― 抜けのある声でAメロが前に出てきた

ワンコーラスを通して歌唱。
Aメロの一部で声がこもるクセがありましたが、発声練習の成果で徐々に改善してきました。

棒歌いを意識し、不要な強弱をつけずに前方向で抜ける声を意識。
先生からは「つかみかけてるんじゃない?」との言葉をもらいました。


新たな課題:姿勢の見直しで声の通りが激変

ここで先生から新たな指導。
「前傾になっていて顎が出ている。息が喉で屈折している状態だ」とのこと。
これを正すことで、肺から喉までまっすぐ息が流れるようにします。


🔹正しい姿勢の4ステップ

  1. 背筋を伸ばす

  2. 顎を上げて上を向く

  3. 顎の先に指を置く

  4. 指の位置を保ったまま顎を引いて正面を向く(指は鼻の頭あたり)

この姿勢を保ったまま歌うと――
声が劇的に変化!

息の通りがまっすぐになり、声が出やすく、響きも豊かに。
まるでコーラス部のように直立不動の姿勢ですが、理にかなっているのだなと感心しました。


🔸高音を支える“胸引き下げ”テクニック

高音部では、胸に手を当てて下に引っ張るように支えると、お腹の力が自然に使われて安定。
結果、声量もアップし、響きもさらに増しました。

これまでの発声・呼吸・響きに加えて、姿勢の重要性を体で理解できたレッスンでした。


🎧自主練記録(ポケカラ音源)

レッスンごとの音源を記録しています。進化の過程をぜひ聴き比べてみてください。

■7回目レッスン後の録音音源はこちら↓

https://u.pokekara.com/mv/1979839747058483200?u_share=u1626318627030695077

口の前方発声と姿勢改善で声の抜けがよくなるように意識してます。歌い出し食い気味になってしまいました。(笑)

■6回目レッスン後の録音音源はこちら↓

https://u.pokekara.com/mv/1974816776611319808?u_share=u1626318627030695077

クセがついてしまったAメロをもう一度修正しています。弱く歌うと引っ込みガチなので、

Aメロ弱、サビ強でなく、Aメロ普通、サビ強というイメージにしています。

■5回目レッスン後の録音音源はこちら↓

https://u.pokekara.com/mv/1967228417718419456?u_share=u1626318627030695077

1番母音、2番以降普通に歌っています。母音で歌うのはとても難しいです。キモいですが、聴いてみてください。

■4回目レッスン後の録音音源はこちら↓

https://u.pokekara.com/mv/1964167569758822400?u_share=u1626318627030695077

Aメロに棒歌いを意識して引っ込まないように(前に出るように)歌っています。前よりサビもさらにパワーアップした感じです。

■3回目レッスン後の録音音源はこちら↓

https://u.pokekara.com/mv/1961935485928861696?u_share=u1626318627030695077

Aメロを「しゃべるように」意識した歌い方を実践。

1回目の投稿と似てるかもしれませんが、サビは少しずつ安定してきています。

■2回目レッスン後(ストロー発声の後)の録音音源はこちら↓

https://u.pokekara.com/mv/1956637574230036480?u_share=u1626318627030695077

ストロー発声のあと、横開きを意識して歌っている音源です。

■1回目レッスン後(Aメロで語りを意識)の録音音源はこちら↓

https://u.pokekara.com/mv/1951647391863418880?u_share=u1626318627030695077



まとめ:姿勢が整うと声は自然に前に出る

今回のレッスンで改めて実感したのは、姿勢こそが発声の基礎だということ。
お腹の支え・口の響き・姿勢の直線、この3つがそろうことで声が前に出て、喉の負担が減り、自然と声量が上がる。

次回は、この新しい姿勢を保ちながら、さらに安定した歌い方を目指していきます。



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