レイニーブルー レッスン12回目| “自分の歌”にするための一歩

 ■ 課題の整理

「支えを下に保つ」発声が徐々に安定してきた今回。前回までのレッスンで構築した表現やバランスが、少しずつ自分のものになりつつあると感じられる回だった。
まだ、以前のレッスンで決めた曲の展開とは完全には一致していないものの、全体としてまとまりが出てきた。


■ レッスンのポイント

◆「こう歌ってます感」からの脱却

先生からは「いい感じ」と評価を受けつつも、今の段階ではまだ「こういう風に歌ってます」という“構えてる印象”が残っているとのこと。
テクニックに気を取られすぎて、自然な表現になっていないことが課題。

今後は「自分の中から自然に出てきた歌」に近づけていくよう、時間をかけてじっくり仕上げていく必要がある。


◆ 自分を出す“1点突破”の意識

さらに、テクニック的にワンポイントで「自分を出す箇所」を決めると良いというアドバイス。
曲全体を均一に仕上げようとするのではなく、1曲の中に“ここだけは自分を出す”場所を設定すると、より印象的な歌になる。

今回の練習では、以下のポイントを意識してみた:

  • Aメロ:「あなたの帰り道 交差点」のあたりで、ほんの少し気持ちを込める

  • サビ:「消すように」の部分に魂を乗せる

これらの“ポイント注入”が全体の印象を強め、歌としての表現力が上がる。


■ 今回の学びと今後の課題

  • 発声の支えが安定し始め、歌全体にまとまりが出てきた

  • まだ「作ってる感」があるため、表現の自然さを追求する

  • 全体を固めるのではなく、“ここだけは”というワンポイントを設けることで、個性を加える

  • その「決めポイント」に心を込める習慣をつける


🎤 一言メモ

表現の精度が上がるほど、次は“心”が問われる。
歌の中に「ここは自分だけの景色」と言える場所を作ろう。



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