レイニーブルー レッスン10回目|「支えは下に」だけじゃない!重心コントロールの深みへ
📝今回のテーマ
高音でもブレない「重心」の置き方と、
表現を壊さずに支える“踏ん張り力”
🎬前回からの続き:「支えは下に」を深掘りする
前回から出てきた課題、「支えを下に」。
今回のレッスンでは、その“本当の意味”と“身体感覚”をさらに深く掘り下げました。
🧍♂️ふらつきの正体は「肩より上」に力が入っていたから?
前回の発表会を振り返ってみると、サビでふらつきが目立っていたことに気づきます。
実はこれ、声を高く出そうとするあまり、重心が上がりすぎていたのが原因。
🎤「肩より上だけで頑張ってしまっていて、下半身で踏ん張れていなかった」
ライブなどでも、力を入れて歌えば歌うほど、足が浮いたような感覚になっていたのは、まさにこのパターン。
重心のコントロールが“声の安定”に直結していることを、改めて体感することになりました。
🎙️Aメロ再び:苦手な「ものがたり」にメスが入る
この日は、ようやく**Cメロに入れる…!**と思いきや、まさかのAメロに逆戻り。
しかも、何度も注意されていた**「ものがたり」問題**が再浮上。
🔍【指摘ポイント】
「もの」の音で重心が上がってしまい
「がたり」で踏ん張りが効かなくなっている
声が高くて出しづらいフレーズなので、無意識に引いたような歌い方をしてしまい、喉が閉まり気味に。
「悲しい ものがたり」→「思い出した」と続く中で、サビ前に失速する構造ができてしまっていました。
🧠対策:重心は下に、でも顔は下げない!
ではどうすればよいのか?
ここでのポイントは、
✅「支えを下にキープしたまま、顔は下げない!」
重心を下に保つ=“身体の支え”を意識すること。
でもそれが行きすぎると、顔まで下がり、声がこもってしまいます。
🎓先生の解説:
「お腹から口までの空間を“立体的に”使って。
顔を上げることで、響く空間が広がります。」
つまり、「支え」は下、「響き」は上へ。
全身を使って歌う、オペラ的な発声の入り口を少し覗いた感覚です。
🧱これまでの表現が壊れた…でも、それでいい
重心を下げ、踏ん張って声を出す練習に取り組むうちに、なんと…
😵「これまで作ってきた表現が全部リセットされたような感覚に」
繊細に作りこんできた“感情表現”が、声の出し方を変えたことで崩れてしまいました。
でも先生曰く、
🎤「まずは“出せている”ことが前提。そこから“引き算”で表現していけばいい」
これは、音楽だけでなく、絵画や料理、演劇にも通じる考え方。
まず“基本”をしっかり作って、そこから余分を削る――
この日、レッスンで一番深く刺さった言葉でした。
🎬結び:今日こそCメロと思いきや…またAメロ!
いよいよCメロへ!という期待を込めてレッスンに臨んだものの、またしても振り出しに戻る展開に。
でも、それは**“技術が深まっている証拠”**でもあります。
🎵「歌は積み重ねと、何度でも戻る勇気。」
その言葉を胸に、次こそCメロ!と前向きに終えたレッスン10回目でした。
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