ボイトレ記録 レッスン12 ~バラードを歌うテク その2・感情の戦略 引き算 ~

 2025119日 

レッスンは、(前半)発声練習、(後半)課題曲「レイニーブルー」の練習。

(発声練習)。

あいうえおの発声練習は シングル「あ〜」、ダブル「あ〜あ〜」。

このまま「123454321」の発声。「あ〜」「お〜」

活舌練習「まめまめまもまもま」、「ぱぺぱぺぱぽぱぽぱ」、「られられらろらろら」これを「123212321」に合わせて練習。

広がりながら「わぁ~お」の練習。

「わっ、はっ、はっ、はっ、はっ」を「12321」で強めにお腹から人を驚かせるような発声で練習。

先週のレッスンで声が出てない問題にぶち当たったので、のっけからぶっ飛ばして全力で発声する。(ストレス発散みたいな感じで気持ちいい。😊)

 

(課題曲)レイニーブルー 3個下げ

前回の教えの通り表現は後回しにして、息を吐き続けつつ歌うことに徹して歌ってみる。これが好結果となり、つながりが出てきたようだ。自分では、Aメロの雑な感じが気になっているのだが、先生には前回より良くなっていると言ってもらえた。

 息を吐き続ける歌い方は、Aメロだけを歌いきるのにもすでのガス欠気味でとても疲れる。

 

歌も料理も同じ

「そこまで出来たなら・・・」と次の指令。

Aメロは感情を抑えて、フラットに歌いなさい。」という。

今は眉間にしわが寄っていて、いかにも、「私、悲しいです。」がいきなりでていて、そのままサビでまた「とっても悲しいです。」と悲しみのオンパレードになっているという。この歌い方を続けると、飽きてくるし、うんざりしてくる、しつこいということになってくるとのこと。これは料理で言うと脂っこいものを食べ続けるようなことと同じだそうだ。例えばコース料理のように、前菜からメインディッシュに向かってだんだん味が豊かになっていくようなことが、歌にも必要だというのだ。

明るく元気よく歌うわけではないが、眉間にしわは寄せず、「私は大丈夫だよ。」、「もう平気さ。」くらいのフラットな始まりから、サビで「悲しさを表す」、そしてまた感情を抜いて、また感情を入れる。レッスン7で曲の展開についての講義をうけたが、感情の入れ方も同じように戦略が必要だということを教えてもらった。

これができないと、お客さんを飽きさせてしまうようだ。お客さんに感情の圧をかけるだけでなく寄り添ってもらえる隙、入り込ませる隙を作ることが大事なようだ。

これが引き算というらしい。

いい感じに引き出しは増えていきそうだが、とにかく踏ん張る力が足りないので、体幹を鍛えます。😅


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