ボイトレ記録 レッスン11 ~バラードを歌うテクニック?~

 2025112日 レッスン11

レッスンは、(前半)発声練習、(後半)課題曲「レイニーブルー」の練習。

(前半 発声練習)1か月ぶりなので、広がりを再確認しながら練習。

あいうえおの発声練習は シングル「あ〜」、ダブル「あ〜あ〜」、トリプル「あ〜あ〜あ〜」

同じ音程で「あ〜え〜い〜お〜う〜」を連続発声。このまま上がって下がっての練習。

 

(後半 課題曲)レイニーブルー 3個下げ

前回の教えの通り、重心が上がらないように(のど付近だけで歌わないように)お腹から発声しつつ、語るように歌ってみる。

先生曰く、響きはいいものの言葉がブツブツ途切れて伝わってこないとの指摘。

語るように歌うという歌い方が失敗している。語るを意識したばかりに歌の部分がおろそかになっているようだ。

この曲の歌い出しは、語るように歌うのがいいけれども歌のない部分も一本同じ太さのパイプで息がずっと流れているようなイメージが必要とのこと。同じ大きさで息を吐き続けている上に言葉をトントントントンとのせていくようなイメージとのこと。ブレスまでは息を切らさないこと。このように歌うと言葉がブツブツ切れなくなるという。

いったいどのように歌えばよいのかさっぱりわからない。

練習法としてまずは、同じ音でお経のように、ブレスまでは息を切らさず歌う練習。何度か繰り返したのちに、メロディーに変える。

結果としては音圧が上がったようで、伝わりやすくなったようだ。

せっかく、表現を大事に語るような練習をしてきたが、まったく違う結果となった。

 

しかし、語るように歌うにしても一定の音圧が必要なのだと感じた。

語るように歌う場合、声が小さくなりがち、さらにのど付近だけで歌ってしまうと音程が不安定になりがちなのだが、音圧を上げたことでこれが解消されている。つまり、今日の私のはじめの歌は重心を下げたつもりだったが、十分にお腹から声が出せずのど付近だけで歌っていたということなのだろう。


 バラードを歌うテクニック

息を吐き続けつつ歌うのはバラードのテクニックとのことだが、当方の場合、今までこれができていないので歌いづらかったのかと納得。

私の場合、バラードは苦手分野で、サビはある程度、体裁よく歌えるものの歌い出しがいつも不安定で定まりにくく、どちらかというと避けていた分野。

おそらく、雰囲気を出そうとして、小さく歌うがゆえに、お腹から声を出さず、不安定になっていたと分析できる。つまり、バラードだからと言って歌い出しを小さく歌えばよいというものではないということだ。歌い出しでもある程度の音圧を維持し、音程を安定させなければならない。

これには、肺活量や体幹を鍛える必要がありそうだが、一つ引き出し(レッスン9参照)が増えたようだ。

 

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