ボイトレ記録25|響きを整える!ストロー発声で“明日晴れるかな”に挑戦
2025年7月20日 ストロー発声で「抜けのよい声」への新アプローチ
今回のレッスンは、前半が発声練習、後半が課題曲「明日晴れるかな」の実践練習。前回の内容を踏まえつつ、さらに響きの安定を目指して取り組みました。
前半:発声練習 〜「抜けのよい声」とストロー発声〜
● 発声の課題:「響きすぎ」に要注意
この日は、抜けのよい声を目指して「口を横に開ける」発声を意識。前回「よく響いていた」と褒められたことで、つい力が入りすぎてしまい、結果として背中側を響かせることができず、のどに負担がかかる発声になってしまいました。
先生からは「よくなってくると、ついやりすぎる。でも、いらないものを削るのも練習」とアドバイス。
● 「あいうえお」発声と「123454321」スケール
シングルの「あ〜」、ダブルの「あ〜あ〜」に続いて、定番のスケール練習へ。
「今の発声、無理してない?」との問いかけから、ストロー発声で口の開け方を矯正することに。
● ストロー発声で「横開き」習得
太めのタピオカストローを横にくわえ、奥歯で軽く噛んだ状態で発声。上・下の前歯をしっかり見せることで、自然と口角が上がる。
従来の「縦に開ける」喉の開き方とは違い、この横開きが明るく抜けのよい声につながるとのこと。
- 「あ」「い」「え」= 横開き
- 「お」「う」= ストローを縦にくわえて練習(縦開き)
表情筋の動きが喉の開きに影響するため、この使い分けを体に覚えさせていく必要があるとのこと。
● 滑舌練習も「口角意識」で
- まめまめまもまもま
- られられらろらろら
滑舌練習ではストローを使わず、口角を上げる意識で発声。スピードを上げるとむせそうになったり力んでしまったりする。まだまだ、余計なところに力がはいっているようだ。
「お」「う」も横開きに近い形でキープすると安定感が出るとのこと。
後半:「明日晴れるかな」実践とストロー効果
● 表現はできているのに「聴きづらい」?
課題曲は前回と同じ「明日晴れるかな」。まずはワンコーラス通して歌唱。
前回の課題「語りのニュアンス」を意識した結果、先生からは「仕上げてきたね」との言葉が。しかしそのあと、「表現は伝わってくるけど、安心して聴けない」と指摘が入りました。
「ゆったり聴きたいのに、波立つお風呂に入ってるみたい」との比喩で、響きが安定していないことを指摘されます。思えば、「レイニーブルー」のときも同じようなコメントを受けていました。
● ストロー発声で歌ってみる
そこで再びストロー登場。口にくわえたまま「明日晴れるかな」を歌うと、滑舌は当然はっきりしないものの、響きが安定。
先生からは「むしろこっちのほうが聴きやすい」と言われ、ちょっとショック…。
何度か繰り返してからストローを外して歌ってみると、響きは改善されていて、「表現は薄くなったけれど、聴きやすくなった」と評価されました。
頬がややひきつる感じで歌っているものの、響きの軸がつかめてきた感覚があります。
● 「お」「う」も横開きできる発見
これまで「お」「う」は縦開きと思い込んでいましたが、発声中に横開きでも通用することを発見。これは大きな収穫でした。
自主練記録(ポケカラ音源)
ストロー発声のあとの録音音源はこちら↓
https://u.pokekara.com/mv/1956637574230036480?u_share=u1626318627030695077
ストロー発声のあと、横開きを意識して歌っている音源です。響きがどう変わったか、ご自身で聴き比べてみてください。
レッスン前(ストロー発声練習前)の音源はこちら↓


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