レイニーブルー レッスン5回目|「哀愁を揺さぶる声」へ!まとめる発声の完成と次の課題

📝今回のテーマ

サビの「まとめ声」が少しずつ形に。
そして新たな課題「哀愁の上乗せ」で歌がさらに深くなる!


✅レッスンの振り返り:まとめる発声が形に!

前回のレッスンで学んだ「ビームのような圧のあるまとめ声」、
自主練の甲斐もあって、だいぶ成功の感触が出てきました!

ただし、まだ喉への負担は多少残る感覚がありました。
これは「声帯だけで無理に出そうとしている」状態のサインかもしれません。
焦らず、徐々に体で支える発声に慣れていくことが次のステップですね。


🔄発声の工夫:スピーカーに例えてみた

ふとした脱線から得た発見。
発声の方向性をスピーカーの性質にたとえてみたら、とても腑に落ちました。

🔊発声をスピーカーでたとえると…

スピーカータイプ 発声の例 特徴
ワンポイントタイプ(360度)   口を大きく開けて響かせる   音が広がりやすく、拡散する
ラインアレイタイプ(直進性)   声を“まとめて”前に飛ばす   音に圧があり、遠くに届く

これを意識して、発声時の口の開け方を変えてみたところ、思わぬ改善が!
  • 「お」の母音の口の形が、まとめ声に近い

  • 他の母音も「お」に近い形に調整

  • 横に広げるより縦に開ける意識で声がまとまってくる

多少不自然に感じても、これは慣れ。“自然な不自然さ”を体に覚えさせることが大事ですね。


🎭新たなテーマ:哀愁の上乗せ

サビの「まとめ声」がある程度できるようになったところで、
新たな指導が入りました。

「ここで哀愁を入れて、さらに“聴かせる”歌にしていきましょう。」

特に注目されたのがこの一節:

🎵「なぜ追いかけるの~」

この部分で、先生からは:

「“なんで、なんで、なんで”って心がグワァン、グワァン揺れるような声で!」

つまり「哀愁の波動」のような声で、聴き手の感情をかき乱すような揺さぶりを加えるのが狙い。


🌀難関ポイント:感情の揺さぶりが出せない!

しかし、この「グワァン、グワァンした感じ」がなかなかうまく出せない

  • 声を震わせようとすると、ただ小さくなるだけ

  • まとめた声のあとの“余力”が残っていない

  • しゃべる⇔歌うの切り替えにも追いつかない

これは技術面というより「体力・表現の土台」から見直す必要がありそうです。


🗂️これまでの応用が求められるフェーズに

今回の指導はまさに“応用編”!

  • 🎯まとめる→開放→まとめる→開放

  • 🎙歌う→しゃべる→歌う→しゃべる

過去に習った表現技術が入り交じって出てくる、複合技のようなフェーズに突入してきました。
ここまでくると、**技術と感情の両方を“同時に操る”**必要があります。


💡次回に向けた課題

  • まとめ声を喉に頼らず自然に出せるようになる

  • 哀愁の声をどう作るか、イメージと練習法を模索

  • 表現の強弱・リズム・感情を一体化させるには?

コメント

このブログの人気の投稿

ボイトレ記録 レッスン1 ~まずは口の形~

【ポケカラ投稿】今はもう誰も|谷村新司ビブラート研究と堀内孝雄パート挑戦

ボイトレ記録30|姿勢で声が変わる!「わっ」発声と前で響かせる練習法