ボイトレ記録24|表現力ってどうやって身につけるの?

 2025713日 レッスンは、前半が発声練習、後半が課題曲「明日晴れるかな」の練習。

 前半:発声練習

前回のレッスンで課題となった「抜けのよい声」を目指して、「口を横に開けていく」発声を意識して取り組む。

 ・あいうえおの発声練習シングル「あ〜」、ダブル「あ〜あ〜」

・「123454321」の発声練習「あ」、「え」、「お」

 意識したことが、しっかり結果として現れていたようで、響きが良くなってきた様子。特に「あ」と「お」の母音については、先生から合格をもらった。

今後の課題は、「え」「い」「う」の3つ。

 最近は、発声練習中に背中に手を回して、響き具合を確認している。

「あ」「お」はしっかり響いているが、「え」になると響きが弱くなる。

どうやら喉や胸まわりに力が入りすぎてしまっているようだ。

 

・滑舌練習 →「まめまめまもまもま」

こちらも全体的に良好ではあるが、口角を上げることを注意された。

口角を上げることで、声が明るくなり、安定するとのこと。

逆に口角が上下してしまうと、言葉の粒がそろわなくなるらしい。

プロの歌手は、どんなに悲しい曲でも、口角を上げたまま歌うのが基本だそう。

目は悲しい表情をしていても、口元は上がっている。

表情的には少し引きつった感じもあるが、今後は意識して実践していきたい。

 

 後半:課題曲「明日晴れるかな」

まずはワンコーラス歌ってみる。

 「よく覚えてきたね。ちゃんと歌えてますね。」

…なんて言われて少し浮かれていたのも束の間、

「では、頭からいきましょうか」と本格的なレッスンが始まる。

 

2週間でメロディーを覚えて、それなりに形になってきたかなという感覚があったが、

いざレッスンが始まると、その完成感はもろくも崩れていく。

 

「よく歌えてはいるけれど、誰に向かって歌っているのかわからない」

「温度感が伝わってこない」

と先生からの指摘。

 

先生の見本を聴いてみると、

整ったきれいな歌い方と、温度をこめた歌い方では、明らかに差がある。

その差の正体は、「語り」「しゃべり」を交えた歌い方だという。

 

普段の会話では、驚き・関心・がっかり・喜びなど、感情によって声のトーンや表情が自然に変わる。

けれど、いざ歌になると、形にはまりすぎて、その表現が失われてしまう。

自分の場合は、歌と会話のスイッチがまだしっかり分かれているらしく、その境目がなくなってくると、もっと自然な表現ができるとのこと。

 

先生いわく、「歌詞は何度も朗読する」とのこと。

朗読を通じて、誰に向かって語るのか・ささやくのか・叫ぶのかをイメージしておくと、感情の乗せ方がぐっと変わってくるそうだ。

これからは、歌詞の読み込みと表現の練習を意識していきたい。

 

 レッスン後、7月20日現在のポケカラ音源を聴いてみる↓

語りを意識したAメロです。

https://u.pokekara.com/mv/1951647391863418880?u_share=u1626318627030695077


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