発声練習(ボイストレーニング)6か月で得られた効果

 20249月からボイトレに通い始めて、約6か月、レッスンの回数は15回ですが、ここまでの効果をまとめます。

1回のレッスンは45分で、内訳は発声練習15分、課題曲の練習15分、雑談15分という感じ。流れは 雑談→発声練習→雑談→課題曲の練習→雑談 という感じです。

当初、発声練習は退屈でしたが、言われる通りにまじめに続けました。

もともと、歌がうまくなりたいというだけなので、そこだけ教えてくれればいいのに・・・という考えでしたが、そういうことではないということが、だんだんわかってきました。

 

発声練習で得た効果について当方の場合の例をご紹介します。

歌い出し不安定症候群、解消 

当方の問題点として、歌い出し不安定症候群、高域がなり症候群という2つの問題点がありましたが、歌い出し不安定症候群が発声練習で解決しました。

先生はレッスンで「ある程度歌える人は喉で調整して歌っちゃうんです。うまくなるためにはとにかく発声練習。発声練習は筋トレです。」とよく言われますが、この「ある程度歌える人は喉で調整して歌っちゃうんです。」いうのがくせものでした。

この言葉に当てはめて、レッスンを始める前と現在の違いを表にまとめてみました。


(レッスンをはじめる前)

レッスンを始める前の自分の練習方法は、音域の高い部分のみを練習していました。とにかく高い音がでるようにと張り上げて歌う練習です。そのほうが、ストレス発散にもなるし、満足感が得られていたからと思います。

一方、普通に出せる中低域は特別な練習をしないため、あるいは練習方法を知らないため、繰り返し歌いはするものの不安定な状態から抜け出せないままでした。表から読み解くと声を張らないと音程が安定しないという状態です。

レッスンを始める前の表では、ブルーの枠(安定枠)が3つしかなく、歌える曲の選択肢が少ない状態で、振り返ってみると低い声はさぐりさぐり歌っていた感じです。

先生の言葉からすれば、喉で調整して歌っている状態なので、声を張っていないときと張ったときに大きな差ができて、自分の場合はサビなどの少し高くなったところはうまく歌えるが、出だしは不安定になる、さらに、2番の歌い出しは1番の流れで歌い出せるが、1番の歌い出しは完全に方向が定まらずに歌い出しているということも納得できます。歌い出しからAメロあたりは静かな曲調が多いので、張らずに喉の調整だけで歌うのは難しいことになります。さらに、歌い出しが低い場合、声を張らずに小さく歌うので、難易度が増すということになります。

 (レッスンをはじめて約6か月経過)

これが、発声練習つまり筋トレで喉を開けて歌う歌い方に慣れてくると、喉の調整をしなくなるので、音程が徐々に安定してきました。発声練習は筋トレでもあるため、補足的にはプランクなどの体幹トレーニングや時々スクワットで下半身強化もしています。曲を覚えるまでは繰り返し練習はしますが、練習で覚えると調整なしでストンと声が出せるので、音程は安定します。特にこの方法はいままで普通に出せていた音域で効果が歴然に現れると思います。当方の場合、中低音の練習はこれまで行ってこなかったこともありますが、大きく改善しました。高い音は喉が閉まりがちになるそうで、いまだ練習中です。

これで、表のブルー枠が6個に増えましたので、選択肢も増えますが、いままで悩んでいた歌い出しの不安定さやAメロの不安定さが解消されたということです。

 

ようやく一歩すすんだという感じではありますが、ここまででも十分満足しています。次は高域を張り上げないで歌えるようにがなり症候群の対策に取り組んでいきます。

 

 

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