ボイトレ記録 レッスン13 ~バラードを歌うテク その3 言葉をまとめる~
2025年1月26日
レッスンは、(前半)発声練習、(後半)課題曲「レイニーブルー」の練習。
(発声練習)。
あいうえおの発声練習は シングル「あ〜」、ダブル「あ〜あ〜」
このまま「123454321」の発声。
当方の場合、だんだん高くなるにつれ「4 5」あたりでひっかかりがあり、スムーズに音が出せない癖があるようだ。先生曰く、高くなると音を取りに行く発声に変わっているとのこと。自分の音域で余裕のある範囲はしっかりのどを開いて発声しているが、苦しくなると体が耐えられなくなり、喉で調整して発声するようになっているとのことだ。
理屈はわかるが、「123454321」はそもそも長いため、息が続かないということもあり、肺活量不足や下半身の踏ん張り不足などもあるようにも思う。発声練習は毎回苦労するのだが、先生の音量に全く足りず、全力発声で、ピッチがずれ、テンポも遅れるという状況からなかなか改善できない。しばらく時間がかかりそうだが、引き続き、体幹トレーニングやスクワットは継続してみよう。
活舌練習「まめまめまもまもま」、「パペパペパポパポパ」、「られられらろらろら」。
活舌練習では、あいうえおの発声練習がのどの開放の練習に対して、言葉の粒をそろえていくことが求められているようだ。シャープに鋭く発声していくのだが、ある程度の音量をだそうとするとこちらもピッチのずれ、テンポの遅れが起こっている。
「ハミングしたときに鼻の奥当たりで音が響くのがわかりますか。そこを意識しながら鼻先あたり言葉をまとめてよ。」と先生に言われ、なんとなくコツがつかめたようだ。ラ行は舌も回らず、からっきしダメだったが、このことで、無理に音量を出さないような発声にかわり、そろい出した感覚がつかめた。これが、言葉をまとめるということらしい。
開放して声を出していくことと手前で整えていくことの2種類のようだ。
(課題曲)レイニーブルー 3個下げ
前回の教えはAメロをフラットに歌うことなので、注意すれば簡単にできるようになった。これでサビへの展開がドラマチックな歌い方になるわけだが、さらにサビに磨きをかけていくことになる。
高級な歌への仕上げ
「ここまできたら、サビの言葉をまとめて圧をかけましょう。」と先生はいう。
まずは見本を聴かせてもらったが、圧が全く違う。鋭いビームのような声と広がっていく大きな声の違い。今日の活舌練習の言葉をまとめるというのが、ここで生きてくるとのことだ。言葉をまとめると圧がかかり、大きな声をださずとも響き易くなり、マイクののりもよくなるとのことだ。
意識の違いで出し分けをしているそうだが、お客さんのこころに響かせるには、サビの盛り上がりでただ大きく歌えばよいというものではないという。こころに差し込んでいく声が必要とのことだ。このビームの声と解放の声、この使い分けが歌を一気に高級にするという。
また、ポカンとなってしまったが、ここから練習。
出し分けは意識の違いではなるものの、出せないと話にならないので、イメージを持たせつつビーム声の練習。
イメージは、アニメのヒーローの決め台詞「君は僕が守る」とか「真実はひとつ」とかみたいな鋭い圧のある発声。これをイメージしながら、「レイニーブルー もう終わったはずなのに」と繰り返す。少々ものまね気味でもあるが、なんとなく歌ってみると、いままでよりもいい声がだせた。今日のところはのどで調整して歌っているようなので、次回までに自然に発生できるようにしてみよう。
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